
- 夫(慎也さん) : 32歳
- 妻(晶子さん) : 31歳
- 結婚歴 : 7年
- 子供 : 小学生2人(8歳と9歳)
- 理由 : 妻の借金
- 離婚言い渡し : 夫から
- この離婚相談に触れている内容 : −
- この離婚相談の主題とは : 嫡出否認の訴および親子関係
慎也さんと晶子さんは結婚7年目ですが、今まで特に夫婦の危機らしいものはなく、元気なお子さん2人とともに慎ましながらも幸せな毎日を過ごしていました。しかし、ある日を境にこの幸せな日々にピリオドが打たれました。晶子さんの借金が慎也さんにばれたのです。
いままで借金を隠してきた晶子さん。実は1年ほど前から浪費を重ねていました。詳しい話を聞いてみると、晶子さんの親戚の結婚式にて東京へ行った際、偶然、高校時代の級友とばったり会ったときにつまらない見栄をはったことから始まったということです。 級友の旦那は青年実業家であり、裕福な暮らしをしていることが身なりからでもすぐにわかり、自分がみすぼらしく思えてしまいました。そして、自分の旦那は○○会社の取締役をしていると大嘘をついてしまいました。小さなプライドのために家庭を失うことになるとはこのときは思っていなかったことでしょう。
そのまま級友とショッピングへ出かけたのですが、もちろん行くところは高級ブランドショップばかりです。晶子さんは自分で貯蓄した預金を全額おろし、買い物を楽しみました。級友も晶子さんとのショッピングが気に入ってしまい、日を改めてまた会おうということになったのです。ここで断っておけばサラ金に手を出すこともなかったのですが、断るに断れませんでした。
級友と会うときは高級レストランで食事をし、高級ブティックで買い物してといった庶民にはとてもついていけないコースでした。もちろん晶子さんには手持ちがありません。そこであらゆるところからお金を借り、それでも足りなくなったためついにサラ金にも借金をすることになりました。
慎也さんが気づいたのは、2ヶ月前、たまたま仕事で家の近くを通りかかったので寄ったときに、郵便受けにサラ金から督促状が届いているのを発見したためです。
慎也さんは督促状を見た瞬間、血の気が引いた思いをしました。晶子さんに限ってこのようなことがあるとは微塵にもなかったためです。もちろん晶子さんに事実を問いただし、原因を聞きました。晶子さんは泣きながら許しを求めてきましたが、慎也さんはとても許す気持ちになることはできませんでした。
晶子さんは慎也さんに事実を告げても、きっと気持ちをわかってもらえる、許してもらえるという気持ちがあったようです。しかし、その思いは見事に打ち砕かれました。慎也さんは、黙って借金をしていたこと、借金の金額といったということより、夫の職業を級友に嘘を教えたことが許せなかったのです。慎也さんは自分の仕事に誇りを持っていましたし、家庭のために頑張ってきたつもりだったのですが、晶子さんのこの言動になにかを失ってしまいました。
これだけの条件であるため孝次さんは問題なく離婚できると思ったのですが、佳織さんは拒否しました。2人に対しての恨みは相当なものだったのでしょう。
晶子さんに離婚だと言い、無理矢理実家に送り届けました。晶子さんは道中泣きながら謝ってきましたが、慎也さんの首が縦に頷くことはありませんでした。その後、晶子さんのご両親、そして姉や弟などが、許してほしいと説得にきましたが、慎也さんはどうしても晶子さんを許すことができませんでした。
晶子さんもついに観念し、離婚を受け入れるようになったのですが、慎也さんの悩みの種はもうひとつあります。それはサラ金からのしつこい催促です。「妻が借金したことであり、私には関係ない」と言い放っても一向に聞き入れてくれません。「妻が借金したんだ。夫が払うのは当たり前だろう」といってきます。
最近では、仕事場にもサラ金関係者が現れるようになり、大変困った状態に陥っています。また、離婚を受け入れた妻ですが、子供の親権と生活費を出すように要求してきたことも頭を悩ませています。
![概要−妻の借金が元で離婚したい-[夫!離婚のピンチ!]](../img/01header.jpg)